「人生脚本」という言葉をご存知ですか？

カナダの精神科医エリック・バーンが提唱しました。
彼が1957年に提唱した「交流分析」(TA)の中で、「人生脚本」の存在が明らかになりました。
 
「私はどのように人生を過ごせばよいか」という問題に答えるものが、「人生脚本」という概念です。
私たち個人には、「普段、無意識のうちに繰り返してしまう人生のパターンや、考え方、行動の癖がある」ということです。

あなたにも心あたりがありませんか？

・「女の子なんだからしとやかにしなさい！」、「お姉ちゃんなんだから、しっかりしなさい！」などと躾けられて以来、活発・活動的より控えめにしていた方がいいんだという価値観を採用し、自分に制限を設けてしまった。
・「男の子なんだから泣かないの！」と怒られて以来、歯をぐっと食いしばり、自分の感情を表に出さずに生きる癖を身につけた。
 
このように、私たち個人は、幼少期の7歳までに書き上げた「人生脚本」通りに、大人になっても無意識のパターンや癖で生き続けてしまうのです。

・躾や教育
・自我の成長
・他者との関わり方や交流の仕方
・言葉の使い方
などの影響が続くのです。
 
その際に、最も大きな影響圧力を及ぼすのが、「自分と両親との関係」であり、「親子間のトラウマ感情」や「葛藤感情」と呼ばれる「しこり」です。
あなたが進みたい道や生き方の選択を邪魔するような感情的働きを起こします。

あなたにも似たような体験はありませんか？

・「親なんだから、俺の/私のやりたいことを応援してほしい！　なのに、なんでいつも禁止するの？」
きっと、俺は/私は愛されていないのかもしれない。という「誤解」や「思い込み」、「決めつけ」が始まる。
・厳しく育てられ「甘え方」を知らず、他者に「助けて！」と言えなくなってしまった。
むしろ、恥ずかしいことなんだ。だから、誰にも頼らず1人で頑張って生きるしかないんだ。
・本当は甘えたいのに、優しくしてもらえなかったせいで、「わざと怒らせるようなこと」をしたり、「物議を醸しだす行動」をして、「注目を浴びる」という形で、親や他者からの「愛を得よう」としてしまう。
 
自分個人のもつ「人生脚本」や「交流」パターンに氣がつくことで、「愛」を取り戻し育てていくことがスムースな流れに変わります。
「親子間のトラウマ・葛藤感情」を癒し、「人生脚本」を書き換えることで、「潜在意識の書き換え」が起こり好転し、あなたの素晴らしい才能が眠る「潜在意識開発」で、思い通りの人生へと変化し、どんどん加速していくでしょう。