前回のブログ記事では
・下腹部呼吸で「腹圧」を
かけることができる。
そして、喉を詰まらせたり
声や息を飲み込むように
喉を上げてしまう発声法から
脱却するための、体幹軸を養う
体感法をお伝えしました。
こちらの記事です。
下腹部呼吸と発声がうまくいかない!喉もゴックンと嚥下運動のように上げて発声する癖。美歌先生、どうしたらいいですか~!=前編
本日は、その後編です。
◆息を「吹く」から「吐く」へと移す練習法
<ステップ1>
吹く練習の音声は「ふぅ~」とか、
「ふっ」ですよね。
(※風船、吹き矢、笛を吹く、
ホイッスルを吹く等)
声を出していないので、つまり
声帯で音声は出さないので、
お腹と息だけの関係での
練習になります。
息を吹くことで、
腹筋を使うとはどういうこと
なのかを、理解してください。
吹き矢なら、矢が飛び出す
勢いをつける腹圧をかけて
吹きださないといけません。
笛やホイッスルも、鳴らないと
いけませんよね。
そして、風船なら、
中に空気が入って膨らまないと
いけません。
それなりの「腹圧」が必要となる
ので、下腹部を使うという体感が
できるはずです。
<ステップ2>
ただ息を吹くだけの状態から、
「音」は出さないけれど、
少しずつかすかな音を出して
いきます。
「ふ」のウ段の音だけではなく、
「はあ~」とか「へえ~」などと
やってみる、動作を移していって
ください。
いずれも、はっきりした「音」
は出さず、
「息を吹くとはどういうことか」
「腹筋を使うってどういう状態か」
という体感にフォーカスしましょう。
<ステップ3>
体幹軸を養って、
声を出すときに、自然と
腹圧をかけられるようにするために。
・バランスボールに空気を入れて、
座って、
バランスをとりながら発声練習。
【狙い】
マスターしてほしいことは、
「自分の声を耳で聞いて不安がる
=ああ、やっぱり駄目な声の出し方」
とダメ押しする意識から離れる
「マインドシフト」の仕方です。
思考で、
「声を聴くことから離れろ」
と言われても、無理ですよね。
バランスボールの上では、
慣れるまでは、
「声や喉のこと」よりも、
お腹の中心=下腹部でバランスをとる
ことのほうを、意識することになります。
何故でしょうか。
転がって落ちたくないからですよね。
そういう自然な時に、
本来の自然な態勢での声ができます。
◆テニスプレーヤーも、ラケットで打ち返すとき「息を吐く=声を出している」
一連の流れによるテニスの動きでは、
体幹軸となる下腹部丹田が中心となり、
両足で踏ん張り体重移動したり、
身体全体と連動して
両腕でラケットを振る。
という運動を行っていますよね。
そして、シャラポワ選手は、
ストロークのたびに、
大きな声を出して打っています
よね。
大きな声で息を吐きだしながら
体重も移動させながら打っています。
声を出す、下腹部、息を吐きながら
一連の流れの動作。
となっています。
この極意を、立っているときも、
座っているときも、
身につけていきましょう。
◆<クリスタルボウル音響とともに一緒に発声するレッスン>も有効。
クリスタルボウルの
「渦巻き状の音響を耳でおいかける」
と、
「自分の声を聴いてしまう癖、意識」
から離れて、
「クリスタルボウルの音が
渦を巻いている~!」と、
自分の耳で聴きながら、
音波を追いかけながら意識しての
発声になります。
自然な状態となる、
首や喉に筋緊張の怒らない状態で
発声練習できるのです。
クリスタルボウルと共に発声する
詳細について知りたい方は、
以下の記事をご覧ください。
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